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幾何学模様の糸かけ曼荼羅展示してます

2022.12.10

     

 曼荼羅(まんだら)とは密教で生まれた絵で、仏様の世界や悟りの境地が描かれています。 曼荼羅は種類が豊富で、僧侶の修行のツールでありながら、世界のアートとしても親しまれています。     

       

 その曼荼羅模様等をモチーフにして木板にピン(釘)を打ち、色とりどりの糸を掛けていく「糸かけ曼荼羅」の作品展が6日からヘルストピア延岡1階フロント前催事場にて開催されています。
 出展しているのは糸かけ花曼荼羅アート講座協会の認定講師・髙見久美子さん(麻姑)と、ワークショップ等で髙見講師より指導を受けている生徒さんの作品全37点。

      

 糸かけ曼荼羅とは、曼荼羅アートの1つで、木製の板などの台にピン(釘)を打ってピンに糸をかけて作り、ある規則性を元に糸をかけていくと曼荼羅模様が完成。ピンに糸をかけるから糸かけ曼荼羅と言われています。曼荼羅アートはいろんな技法で作れて楽しめるとのことです。
 日本糸曼荼羅協会のホームページ(HP)によりますと板の種類、板の大きさ、板の色、糸の種類、糸の太さ、糸の色、ピンの種類、ピンの数など組み合わせは無限に広がり、次はどんな作品を作ろうかなと創作意欲も高まり、円だけではなく、四角形、五角形、六角形など、ピンの配置を変えると円の模様とはまた違った味わいが出、想像力を膨らましてオリジナル作品、世界にひとつだけのアート作品を作ることができます、と解説されています。

  
 その説明どおり、ピンに掛け合った糸から作り出される模様は幾何学的で、HPでは同じ作業を繰り返すことで集中が高まり、瞑想状態になりやすいことが特徴とも。脳が瞑想状態になることで、心の奥にある本当の自分を知ることができ、自分が何に悩み、どうしたら良いのか気づきを得られることにつながります―等とも紹介されています。

 先月まで延岡総合文化センターで開催されていましたが、当館では12月6日(火)~25日(日)までの約20日間の予定で鑑賞できます。フロント前にて開催されていますが、「作品を鑑賞に来ました」と一声掛けていただければ作品だけの鑑賞もできますので、この機会に是非お越しいただき、色鮮やかな糸から繰り出される幾何学模様をお楽しみください。

 


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